【目から鱗】前置詞や代名詞のような機能語も強調されることがある事実
更新日:2022年4月4日
発音トレーナーのセイダイです。
この記事では機能語も強調されることがあるということで、英語のリズムについて深堀をしていきます。
3連続でリズムにフォーカスした記事、動画をあげていますが、第1弾だれでもリズムよく発音できる方法、第2弾はリズムと母音の関係について解説しました。
まだみていない方は他の2本の動画や記事をご覧になってからみるとより理解が深まりますので先に見てから戻ってきてください。
目次▼
前置詞や代名詞のような機能語も強調されることがある
軽く前回の内容を復習すると、
英語は基本が弱いので、発音するベース部分が弱い感覚に慣れてしまうことがリズム習得に必要不可欠になっている、という話をしました。
そして内容語と言われる名詞や動詞、形容詞や副詞は基本的に母音をクリアに発音することでメリハリをつけて発音しましょうと話しました。
例えば
I've been looking for your manager.
という文章であれば、まずは全部弱くしてしまって、そこに動詞のLookと名詞のManagerの母音をクリアに発音することでリズムがうまれます。
前置詞や代名詞のような機能語はずっと弱いままなの?という話になるんですが、
✅結論は基本は弱く発音されるんですが、強調されることもあります。
ストレスがのる理由は相手に伝えたいから
ここで本質を考えていきたいんですが、そもそもストレスって何だと思いますか?
▶︎ストレスとは強調する音ですよね。
なんで強調するのか?というと相手に伝えたいからです。
✅自分が伝えたいニュアンスを相手に理解してほしいから聞きやすように強調するわけです。
そして相手に伝えたい内容って同じ文章だったとしても毎回同じではないです。
内容や、話の流れによっては伝えたいニュアンスって変化します。
なので基本のルールとしては、内容語が強くなることがほとんどですが、機能語に意味をこめたい、強調したいときも出てきます。
機能語にストレスがのるパターン
ここで機能語に意味をこめたい、強調したいときのパターンを紹介します。
I've been looking for your manager.
「あなたのマネージャーさがしてるんだよね〜」という意味でもずっと探してるんだよね、というこの「ずっと」をニュアンスとしてだしたければ、どの単語を強調しますか?
✅答えはHaveです。
現在完了形のHaveを強調することでずっとしてるというニュアンスを表現することができます。
I've been looking for your manager.
✅基本は弱いをベースにしておいて、Haveを一番目立たせて発音してみましょう。
こんな感じで基本を弱くしておくことで、この単語の意味を強調したいと思った単語をクリアに発音することで伝えたい意味と発音が連動します。
伝えたい部分をメインに相手に伝えることができます。
✅ちなみにこの感じができるとイントネーションもナチュラルになります。
他にもたくさんの機能語にストレスが乗るパターンがありますが、それはぜひ動画内に他にも例を出しているのでそちらをご確認ください。
そして、これをぜひ普段の練習に取り入れて、マスターしてみて下さい!一緒に頑張りましょう!